今までの大河ドラマの主役とこれからなってほしい人
こんにちは!明日のニュースです!
さて、12月になっていよいよ今年の大河ドラマ「いだてん」も最終回を迎えようとしています。今年度は明治~昭和時代の東京オリンピックまでの軌跡を追う、大河ドラマの中でも異色といえる作品でした。🏃♂️
そして来年、2020年の大河ドラマの主役は明智光秀!戦国時代最大の謎とも言われる本能寺の変をどう描くのかが注目ですね!😄
しかし、約60年間毎年大河ドラマをやっていてネタ切れにならないのか、と皆さん思いませんか?🤔
そこで今回は今までの大河ドラマの主役と舞台となった時代をまとめてみました!また、その後に「まだ主役になったことがないが、主役にしたら面白そうな人」を何人か紹介しています!よろしければご覧下さい!
大河ドラマの主役になった回数が多い人物
・大石内蔵助(3回)
はい、一番主役になっていたのは「忠臣蔵」で有名な大石内蔵助です!ドラマ化されたのがすべて20世紀(1964、1982、1999)なので若い人は見たことはないとは思いますが、主のために討ち入りを決行した忠義の人として有名ですね!
・織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、坂本龍馬、西郷隆盛、源義経、平清盛(2回)
そうそうたる面子が並んだという印象です。日本史を受けていれば必ず聞く名前だと思います。(坂本龍馬は教科書に載らなくなるかもしれませんが…)特に信長、秀吉、家康の3人は主役でなかったとしても戦国時代が舞台であればほぼ登場するので回数以上によく出ている、と感じます。これは坂本龍馬も同じですね!
大河ドラマの舞台となった時代
・戦国時代:25回
来年度の大河ドラマも含めると全62回のうち25回、およそ4割が戦国時代を舞台としています。前述の信長、秀吉、家康の3英傑に加えて武田信玄、上杉謙信、伊達政宗など魅力的な戦国武将が数多くいること、様々な名勝負、下克上からの立身出世など、様々な要素が原因かなと思います!
・幕末、明治維新:14回
戦国時代の次に多いのが幕末の14回!
黒船来航をきっかけに大きく世の中が変わっていく激動の時代、その中で日本を変えようと奮闘する維新志士たちの志、侍の最後の時代、そんな背景が人気の理由だと思います!また、近年は新撰組や会津藩といった敗者側に焦点をあてた作品も多くなっていますね!
やはり有名な人物がたくさん出てくる時代が制作側も作りやすいのか、戦国時代と幕末で全体の6割以上、ここ15年だと8割以上を占めています。信長なんかは2年に1回は見ているかもしれませんね😅
しかし信長や龍馬といった定番も良いものですが、今まで取り上げられたことがない偉人にもスポットライトをあてていく必要があると思います!
というわけでここからは私の独断で選んだ大河ドラマの主役になってほしい人物を2人ほど紹介したいと思います!
1.立花宗茂
1人目は立花宗茂です!戦国時代から江戸時代にかけての九州の武将ですね!
質実剛健で義理堅く、清廉潔白で裏表が無く完璧な人物として、多くの武士から武将としての誇りを高く評価されました。
秀吉の武将となってからは九州征伐から朝鮮出兵、関ケ原の戦いを豊臣方として戦い、関ケ原の戦い後は一度改易(領土を没収され浪人となること)になってしまいますが、その人柄と能力を家康から評価されて後に大名に返り咲きます。その後は大阪の陣や島原の乱でも活躍しました!
島津義弘や加藤清正、妻の誾千代との関係など面白いエピソードも多いので見てみたいですね!(朝鮮出兵は政治的な問題で難しいかもしれませんが…)
2.上杉鷹山
もう一人は上杉鷹山です!この人は江戸時代中期に米沢藩の藩主を勤め、破綻しかかっていた藩の財政を立て直した人物です。財政再建というだけなら他にもたくさん行った人はいますが、なぜこの人なのか。それにはいくつかの理由があります。
・米沢藩の財政状況が他の藩と比べても最もひどかったこと
・上杉鷹山は他藩から養子として招かれた弱い立場だった上に、藩士からの反発も強かったこと
・大名という立場にありながら質素に暮らし自ら畑を耕すなど他の人の見本となる行動を率先して行ったこと
・農民や商人などにも同じ目線で接し、協力を求めたこと
などなどたくさんの理由があります。知名度は低いかもしれませんが、多くの場所で高く評価されている人物です。
江戸時代の人物なので合戦シーンなどはありませんが、人間関係や心理描写をしっかりと行えば面白くなると思います!
いかかでしたか?これを期に大河ドラマや日本の歴史に興味を持ってもらえたら嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました!