明日のニュース

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日本の風習・行事についてどれくらい知っていますか!?

こんにちは!明日のニュースです!

 

今日は“節分”ですね!

家で豆まきをする人も多いのではないでしょうか?

 

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「鬼は外、福は内」の掛け声で豆を投げ、邪気を払って福を呼び込むこの行事ですが、ふと疑問に思いました。

 

なんで豆なの?

豆で鬼倒せるわけなくない!?

 

皆さんは「なぜ豆を投げるのか」説明できますか?

このように、日本の風習、行事の意味や由来について意外と知らないことは多いと思います。今回はそんな「日本の風習・行事の意味や由来」についていくつかまとめてみました。

 

それではいってみましょう!!

 

節分とは?

「節分」というと、現在では23日頃のことを指します。

しかし、昔は「節分」は年に4回あったそうです!!

 

節分とは、各季節が始まる、立春(24)立夏(55)立秋(87)立冬(117)の前日を指します。

 

ではなぜ、現在のように節分は立春の前日だけになったのでしょうか?🤔

 

 

 

その答えは、「旧暦」と「追儺(ついな)」という風習が関係しているそうです。

旧暦では、立春1年の初めとされていました。つまり、現在の節分の日は、昔の大晦日に当たります。1年の締めくくりとして大切な日とされていたんですね!

 

一方、古来中国では「追儺(ついな)」という、矛や弓で鬼を追い払う行事を大晦日に行っていました。👹

この行事が日本に伝わった後、室町時代頃から「鬼やらい」と呼ばれ、立春の前日に鬼を払う行事が定着したそうです。

 

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鬼やらいの様子

このような流れで、立春の前日の「節分」が重視され、現在の節分の日になりました!

 

なぜ豆を撒くの?

追儺や鬼やらいでは、矛や弓といった武器で鬼を払っていました。

なぜ豆で鬼退治をするようになったのでしょうか?

 

 

豆には古くから穀物の霊(霊力)が宿り悪霊(鬼)が恐れる不思議な力があると信じられていました。

そして、「魔(ま)を滅(め)する」から「豆」が使われるようになったそうです。

語呂合わせは何となく拍子抜けですね💦

 

五節句とは?

続いては、日本の「五節句」についてです。

 

五節句は、

人日(七草)節句 (17)

上巳()節句 (33)

端午(菖蒲)節句 (55)

七夕()節句 (77)

重陽()節句 (99)

 

5つを指します。

 

五節句は元々、唐時代の中国から伝わりました。

古来中国では奇数が陽(縁起が良い)、偶数が陰(縁起が悪い)とされ、奇数の月と奇数の日は、「奇数()が重なって偶数()になる」と言われていました。

 

そのため、季節の旬の食べ物を食べ、生命力をもらうことで、陰の力に打ち勝とうという考え方がありました。

これが五節句の由来とされています。

 

人日(じんじつ)節句には七草粥、七夕の節句にはそうめんといった、季節の食べ物を食べるのが正しい五節句の過ごし方なんですね!

なんだかお腹が空いてきました()🤤

 

 

さらに、五節句の中から、上巳(じょうし)節句に飾る「雛人形」の由来を紹介します。

 

上巳(桃)の節句の「雛人形

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雛人形は元々、上巳の節句に、草や藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、穢れを移したものを川に流して厄払いをするという行事と、平安時代の貴族階級の女児が行っていた紙の人形遊びである「ひいな遊び」が合わさって生まれたものだと言われています。

 

「ひいな」には、「大きいものを小さくする」という意味があり、人形(ひとがた)とも意味が重なることから、人形(ひとがた)は「流しひな(雛)」と呼ばれるようになったそうです。

 

この流し雛の風習は、今も鳥取県などで行われています。

 

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流し雛の様子

また、江戸時代になると上巳の節句が広く知られるようになり、財力のある商人たちを中心に、紙で作られていた流しひな(雛)はより豪華な人形になったそうです!

そして、雛人形を川に流すのではなく、飾るようになっていきました。

 

 

 

こうして見ると、日本の風習・行事の多くは中国由来のもので、それらが時代を追うごとに形を変えていったことが良く分かりますね!

日本語の語呂合わせも多いということには驚きました! 😮

 

これを機会に、日本の風習や行事について調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!