明日のニュース

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【和名】月の和名の由来、知ってる?

こんばんわ!明日のニュースです!!!

 

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もう気がつけば、あっという間に11月ですね。今年も終わってしまいます。。

ところで、日本には月を漢字で表す和名があるのをご存じでしょうか。

月の和名(旧暦)は日本語らしい風情がある表現なので、日本人なら知っておきたい知識のひとつです。

今回は旧暦で使われていた「月」の名前について、その由来とともにお教えします!

 

1月「睦月(むつき)」

由来:もともと睦という字は「睦び(親しく)」するという意味があります。元旦や三が日は家族・親類・友人と親しい仲間が集まることから、この和名がつきました。

 

2月「如月(きさらぎ)」

由来:これは「衣更着(衣服を更に着る)」ということから、どんどん服を着てしまうほどの寒さを表現しているんですよ。

 

3月「弥生(やよい)」

由来:「弥(ますます)」「生(生い茂る)」の組み合わせから来ており、暖かくなり草木が芽生える季節を指します。

 

4月「卯月(うづき)」

由来:白く可憐な花がとても愛らしい卯の花が咲く季節ということ。ただし、現在の暦では開花時期は初夏頃になりますので、注意してくださいね。

 

5月「皐月(さつき)」

由来:一説によると元々は「皐」ではなく「早」だったとか。田んぼに「早苗(稲の苗)」を植える季節であることから、このように言われるようですよ。

 

6月「水無月(みなづき)」

由来:「無」は「ない」ではなく、「水の時期」という意味を指します。

 

7月「文月(ふづき)」

由来:七夕の日には短冊わ笹に飾るという「文を書く」ことが由来だとか。

 

8月「葉月(はづき)」

由来:「葉が落ちる時期」ということ。夏真っ盛りに不思議な和名に感じますが、旧暦だと秋に入り、少しずつ葉が舞うようになっていたようですね。

 

9月「長月(ながつき)」

由来:「長」は「夜長」だったからだと言われています。日が落ちるのが早くなり、夜がどんどん長くなっていたことから、この和名がつきました。

 

10月「神無月(かんなづき)」

由来:全国の神様が島根の出雲神社に出向いてしまうことから、「神様がいない時期」と、この名前がつきました。

 

11月「霜月(しもつき)」

由来:もう寒い冬にはいっていて、霜が降り、吐く息も白くなってきた情景が由来だと言われています。

 

12月「師走(しわす)」

由来:これは「師匠も走る」という意味です。大晦日に元旦に、これから来るイベントに誰も彼も大忙し、偉い人もみんなバタバタ走り回る…そんな風景が浮かびますね。

 

月の和名は現在は子供の名前にも使われています。旧暦のため現代の季節とは2か月ほどのズレがありますが、名前と由来を知っていると季節ごとの気候や日照時間の変化を感じ、歳時や年中行事と関連付けて考えられるようになり、風情を知ることができます!!

 

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!!